高杉真宙主演「カルテット!」、東京国際映画祭に出品

2011年9月16日 07:47


東京国際映画祭への出品が決まった「カルテット!」
東京国際映画祭への出品が決まった「カルテット!」

[映画.com ニュース] 新人俳優・高杉真宙が主演する映画「カルテット!」が、第24回東京国際映画祭で特別招待作品として上映されることが決定。また、mihimaru GTが今作のために新曲「One Time」を書き下ろしていることがわかった。

「海峡を渡るバイオリン」「Little DJ/小さな恋の物語」で知られる鬼塚忠の同名小説を映画化。高杉は300人が参加したオーディションを勝ち抜き、天才的なバイオリンの才能をもつ中学生の主人公・開を演じる。「僕たちのプレイボール」の三村監督がメガホンをとり、モデルで女優の剛力彩芽が開の姉・美咲、細川茂樹鶴田真由が両親に扮する。

同作は、第7回ウラジオストク・ビエンナーレのオープニング招待作品に選出。2年に1度開催される国際ビジュアル・アート・フェスティバルは9月11~15日に行われ、細川、鶴田、三村監督らがオープニングセレモニーに参加した。東京国際映画祭では高杉、剛力の参加も予定している。

撮影は、3月に千葉・浦安で行われる予定だったが、クランクイン直前に東日本大震災が発生。市域の86%が液状化被害を受け、一時は製作中止の危機に直面した。それでも、「こんなときだからこそ、皆で力を合わせよう」と3月29日に撮入。被災した市民を含む約700人がエキストラに参加するなど、地元の製作にかける情熱で完成にこぎ着けた作品だ。

カルテット!」は、2012年1月7日から公開。

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