綾野剛、好きな女性のタイプは「あやまんJAPAN」

2011年9月10日 15:39


綾野剛(左)とSABU監督
綾野剛(左)とSABU監督

[映画.com ニュース] 松山ケンイチ芦田愛菜が共演する「うさぎドロップ」に出演した綾野剛とメガホンをとったSABU監督が9月9日、都内の劇場でトークイベントに出席し、妻の小雪が妊娠していることを発表した松山を祝福した。

「FEEL YOUNG」(祥伝社刊)に連載中の同名人気漫画の映画化で、祖父の隠し子りん(芦田愛菜)を引き取ることになった独身男・ダイキチ(松山)の奮闘を描く。綾野はダイキチの妹・カズミ(桐谷美玲)と交際中の青年を演じている。

SABU監督は冒頭から松山の話題に触れ、「(公開初日の8月)20日に『どんな感じ?』って聞いたら『内緒ですけど(妊娠)半年です』と教えてくれました。おれは口が堅いから黙っていたけど」とニヤリ。次回作の役づくりのため、金色に染めた短髪姿で登場した綾野も「おめでとうございます。松山くんは今、楽しいだろうな。あの2人の掛け合わせですからね、羽根がはえているんじゃないかな(笑)」と生まれてくる2人の子に思いをはせていた。

綾野自身、劇中で「結婚しようか?」というセリフを発するが「冗談でも言えないことを芝居で言えて楽しかったです」とニッコリ。芦田とはドラマ「Mother」に続く共演となったが「僕は“子役”という言い方は嫌い。十分に酸いも甘いも分かっていて、どうすれば大人が喜ぶかを一生懸命考えている。立派な“女優”です」とその演技力を絶賛した。

そんな綾野について、SABU監督は「持っている雰囲気が変でしょ?」と起用理由を説明。今後の作品で起用するなら「イケイケな役かな。板前とか中華屋のバイトの兄ちゃんとか何でもできそう」と語った。また、好きな女性のタイプをSABU監督に聞かれた綾野は「振り切っている人が好き。行くとこまで行くと笑えますよね。今ならあやまんJAPANですね。あそこまでいくと尊敬します」と意外な好みを告白。この答えに、SABU監督は「大変だよ」と不敵な笑みを浮かべていた。

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