レイフ・ファインズ、監督第2作は文豪ディケンズの伝記映画
2011年7月21日 11:22
[映画.com ニュース] シェイクスピア悲劇「コリオレイナス」の映画化で監督デビューを果たした英俳優レイフ・ファインズが、監督第2作として英文豪チャールズ・ディケンズの伝記映画を準備していることがわかった。
クレア・トマリンの評伝「The Invisible Woman」を映画化するもので、ディケンズと13年にわたって愛人関係にあり、“ネリー”の愛称で知られた若い女優エレン・ターナンに焦点を当てる。
英デイリーメール紙によれば、すでにファインズは、ネリー役の候補としてイモジェン・プーツ、アビー・コーニッシュ、フェリシティ・ジョーンズらと会っているという。また、同候補にはキャリー・マリガンの名も挙がっている。一方のディケンズ役には、ダニエル・デイ=ルイスやベン・ウィショーらが噂されているようだ。
なお俳優としてのファインズは、今秋のクランクインが予定されるディケンズ原作「大いなる遺産」の映画化(マイク・ニューウェル監督)で、マグウィッチを演じることになっている。初監督作「コリオレイナス」は、年末に英米で公開予定。