リドリー・スコット、新作SF「プロメテウス」ネタバレなしを厳命

写真：Newscom/アフロ

［映画.com ニュース］　現在アイスランドで撮影している、リドリー・スコット監督の新作SF映画「プロメテウス（Prometheus）」の公式シノプシスが、このほど公開されたが、詳細は謎に包まれたままだ。しかし、当のスコット監督は、作品を見る前に情報に触れないようにと忠告している。

スコット監督は、北欧のIce Newsのインタビューで「この作品には革新的で斬新な要素がたくさんある。それを事前のネタバレで台なしにするのは残念なことだ」と発言。ネット上のリーク合戦に釘を刺すと同時に、新作への自信のほどを示した。ちなみに、アイスランドロケは「世界の始まり」を描くためのもので、本編のおよそ15分程度を占める見込みだという。

「プロメテウス」は、当初は「エイリアン」（1979）のプリクエル（前章）としてスタートした企画。「LOST」のクリエイター、デイモン・リンデロフとスコット監督が共同で脚本を手がけた。「エイリアン」のDNAを受け継いではいるものの、“宇宙で最も危険な場所”を舞台に、新たな物語が展開される。

シャーリーズ・セロン、ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアース、イドリス・エルバらが出演。2012年6月8日の全米公開を予定している。