ネットフリックスCEO、Facebookの役員に
2011年6月26日 06:17
[映画.com ニュース] 映画やテレビのオンラインレンタルで、全米最大のシェアを誇るネットフリックスのリード・ヘイスティングスCEOが、Facebookの役員に就任したとハリウッド・レポーター紙が報じた。
Facebookが今年3月にワーナー・ブラザース作品のオンラインレンタルを開始したことから、ネットフリックスに対抗するのではとの憶測が広まっていた。ヘイスティングCEOを取り込むことで共同戦線を張る道を選んだようだ。
ヘイスティングCEOの役員招聘について、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは「リードは、ネットフリックスを通じて映画やテレビの視聴方法を変えてしまった実業家であり、工学者です。急ピッチで絶え間なく進化しつづけるイノベーション文化を作り上げた人物であり、その文化こそ、われわれが目指すものであります」と声明を発表した。
一方、ヘイスティングスCEOは「Facebookは、人々のコミュニケーション方法やコンテンツの共有方法を根本的に変え続けており、マークやほかの役員とともに、将来のあるあらゆるチャンスにおいてFacebookが勝ち抜くための手助けをしたいと思います」と抱負を述べた。
ちなみに、ヘイスティング氏は2007年からマイクロソフト社の役員も務めている。