桜庭ななみ、麻生元首相と中国訪問 振袖姿で日中交流をアピール

2011年6月9日 12:48


着物姿で日中交流をアピールした桜庭
着物姿で日中交流をアピールした桜庭

[映画.com ニュース] 映画「最後の忠臣蔵」のヒロインを務めた桜庭ななみが、6月8日に中国・北京で開催された日中映像交流事業「映画、テレビ週間」「アニメ・フェスティバル」の開幕式典に、麻生太郎元首相、温家宝首相らと共に出席した。

あでやかな振袖姿で登場した桜庭は、「ニイハオ。桜庭ななみです。日本と中国が、これから一緒に映画を作っていくなど、仲良くしていけることをとても楽しみにしています。私も女優として、もっともっと勉強をして、日本と中国の皆様に、笑顔や感動を伝えられる女優になるために、頑張りたいと思います。シェイシェイ」と、中国語のあいさつを交えながら堂々としたたち振る舞いで日中交流への意欲を語り、大役を果たした。

マンガやアニメに造けいの深いことで知られる麻生太郎元首相は、東日本大震災において、中国からの支援へ感謝の気持ちを述べた後、「私が外務大臣であったとき、国際マンガ賞を創設致しました。私はマンガは、人間の愛・人生・成長・友情などを全て表現できる優れた手段だと思っております。私は、このたびの日中映像交流事業により、映像分野において、両国の幅広い交流が続くことを希望するものであります」と、日本文化への更なる理解を呼びかけた。式典には、日本映画界を代表し、山田洋次監督、小林政広仲代達矢松坂慶子徳永えりらも出席した。

13日まで開催される北京・日本映画週間で、「北の国から」を手がけた杉田成道監督が池宮彰一郎の人気小説を映画化した「最後の忠臣蔵」が上映される。本作で桜庭は、ブルーリボン新人賞、キネマ旬報ベスト・テン、日本映画批評家大賞など数々の新人女優賞を獲得した。

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