「クレヨンしんちゃん」最新作で007顔負けのスパイに

2010年12月29日 08:01


おら、スパイになったんだぞ~
おら、スパイになったんだぞ~

[映画.com ニュース] 生意気でいたずら好きな幼稚園児が主人公の、人気アニメシリーズの劇場版第19弾「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の公開が、2011年4月16日に決定した。

同シリーズは、2009年9月に事故死した臼井儀人さんが「漫画アクション」(双葉社刊)で連載をスタートさせた同名漫画が原作。5歳の幼稚園児・野原しんのすけが、両親をはじめとする周囲の大人たちを騒動に巻き込み、振り回す日常を描いた国民的人気作だ。

19作目となる今作では、しんのすけがスパイに。突如現れた国籍不明の少女レモンは、しんのすけのヒーロー、アクション仮面からのメッセージを見せる。「しんのすけくん、君も今日からアクションスパイだ。正義のために一緒に戦おう!」。すっかりその気になったしんのすけは、レモンの指導のもとスパイの訓練を開始する。

メガホンをとるのは、増井壮一監督。同シリーズには、「映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃」(05)、「映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!」(06)、「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌う ケツだけ爆弾!」(07)に絵コンテとして参加しているが、監督は初挑戦となる。

前作「映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」は興行収入12億5000万円を記録した。シリーズ最高興収は、1作目の「映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」の22億2000万円で、これまでの18作の累計は興収241億9000万円。子どもだけでなく、大人も楽しめるストーリー設定が幅広い層から支持され、もはや国民的人気シリーズといって過言ではない。12年に迎えるシリーズ20作目に向け、どのような興行展開を見せるのか目が離せない。

映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」は、2011年4月16日から全国で公開。

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