福山雅治、龍馬の次は“旅人”に

2010年11月27日 14:00


マダガスカルでは40度の高熱に苦しんだ福山雅治
マダガスカルでは40度の高熱に苦しんだ福山雅治

[映画.com ニュース] NHK大河ドラマ「龍馬伝」の最終回を間近に控えた福山雅治が11月27日、2011年1月から同局で放送される自然ドキュメンタリー「ホットスポット 最後の楽園」に出演することになり、東京・渋谷の同局で意気込みを語った。

NHKが3年の歳月をかけ、絶滅の恐れがある生物が集まる最後の楽園“ホットスポット”6カ所を取材し、神秘的な光景や珍しい動物たちの生態といった大自然のドラマを最先端の技術で捉えるドキュメンタリー。福山は、シリーズの“旅人”として今年10月中旬から約1カ月間、ブラジルとマダガスカルを訪問。プロローグ、第1、2、6回に出演し、すべての回のナレーションを担当する。

もともとNHKスペシャルの大ファンだったという福山は「正直やっと(オファーが)来たかと思い、願ったりかなったりで即答しました。世界に羽ばたきたいと願った龍馬の夢や志を受け継ぎたいとも思いましたね」と感無量の面持ち。ブラジルの大草原・セラードでは夜中に光を放つ巨大アリ塚と遭遇。「神秘的でインパクトも大きい。人知を超えた美しさを自分なりにインプットし、画面を通して言葉や表情で伝えることができれば」と抱負を語った。

一方、マダガスカルでは食あたりで40度を超える高熱で苦しんだことも。「生き物たちが暮らす過酷な状況を考えると、人間ってなんて弱いんだろうと。ぜひ番組を通じて自然への敬意を忘れず、人間も地球に生かされているんだと考えてもらえれば」とアピール。現在、世界には34カ所のホットスポットがあるそうで、「ぜひ全部回りたいです」とさらなる“旅”に期待を寄せた。

「ホットスポット 最後の楽園」の「プロローグ 地球・生命の物語」は2011年1月10日放送。

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