浜田翔子、目隠しのまま縛られて「つい寝ちゃった」

2010年11月27日 13:52


舞台挨拶では満開の笑顔
舞台挨拶では満開の笑顔

[映画.com ニュース] サイコサスペンス漫画の鬼才・坂辺周一の人気コミックを映画化した「ドメスティック」の特別試写会が11月26日、東京・銀座シネパトスで行われ、主演の浜田翔子をはじめ、希志あいの吉岡睦雄城定秀夫監督が舞台挨拶に登壇した。

純真で人を疑うことを知らない遥(浜田)は、男性から暴行を受ける希(希志)を助けたことから親しい関係に。しかし希は幼少期のトラウマから、遥を深く憎んでおり、愛人契約を結ぶ男たちを操り復しゅうを果たそうとする。2人の過去を通して、幼児虐待や育児放棄といった問題を浮き彫りにするエロティックサスペンス。

浜田は、「遥は普通に生きていた女の子。監督からも『普通に演じて』って言われました。でもだんだん不幸になっていくんで、休憩時間も(精神的に)落ちていた。お弁当もひとりで食べて……」と舞台裏を告白。一方、復しゅうに燃える希を演じた希志は「前から悪女を演じてみたかった。ある俳優さんから『悪役は自分が悪いとは思っていない。自分がやることを正しいと信じている』とアドバイスされて、なるほどなって」と悪女を楽しんだ様子だ。

タイトなスケジュールで撮影が行われるなか、浜田は目隠しされたまま縛られた状態で「つい寝ちゃいました」。また、遥を襲う役どころの吉岡は「この場をお借りして、お詫び申し上げます」と浜田ファンに平謝りだった。

城定監督は、「原作は複雑な構造で、ボリュームもあるので、映画では遥と希ふたりの物語に絞った」という。体当たり演技を披露した浜田を、「とてもきつい現場だったが、文句ひとつ言わずに頑張ってくれてありがたかった。純粋無くな役にとても合っていた」と絶賛した。

「ドメスティック」は12月8日からDVDレンタル開始。

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