平井堅、新曲「アイシテル」PVで特注棺おけ入り

2010年10月26日 12:02


三木孝浩監督の提案が実現
三木孝浩監督の提案が実現

[映画.com ニュース] 歌手の平井堅が、新曲「アイシテル」のミュージックビデオとCDジャケット写真で、棺おけに納まり穏やかな表情で眠る姿を披露していることがわかった。ミュージックビデオでは、棺おけから起き上がり、同楽曲を歌いだすシーンも収録され、“死”を連想させる作品になっている。

「アイシテル」は、松嶋菜々子の主演映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」の主題歌で、今回のミュージックビデオは“死してなお、大切な人を守り愛し続ける”という内容に沿ったもの。いきものがかり木村カエラ、YUIらのPVを多数手がけ、宮崎あおい主演作「ソラニン」で映画監督デビューを果たした三木孝浩がメガホンをとった。

急に起き上がり歌いだすシーン
急に起き上がり歌いだすシーン

問題のシーンは、三木監督の「平井堅を棺おけに入れてみたい」というひと言から始まったという。この提案を、平井が「自分の作品のなかで死者を演じてみたかったんです!」とあっさり快諾したことで、実現に向けて始動。棺おけは、身長183センチの平井の体に合わせた特注品だそうで「愛する人を失う痛みと、その人を思い続ける温かさが表現された素敵なビデオ」と映像の出来栄えに納得した様子だ。

関係者によれば同PVは、ゴーストたちによる5つの号泣ストーリーで展開され、悲しみやせつなさだけでなく、見た後に心が温まる構成になっているという。

「アイシテル」は、11月10日に発売。

ゴースト もういちど抱きしめたい」は、11月13日から全国で公開。

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