植村花菜、ヒット曲「トイレの神様」の創作秘話語る

2010年9月2日 20:01


大切なおばあちゃんとの思い出が絵本に
大切なおばあちゃんとの思い出が絵本に

[映画.com ニュース] 歌手の植村花菜が、自身のヒット曲から生まれた絵本「トイレの神様」の発売を記念し9月2日、東京・銀座福家書店でサイン会を行った。

同絵本は、「トイレ掃除をするとべっぴんさんになれる」と言い聞かされてきた植村の亡き祖母との思い出をもとに、ひとりの女の子が成長していく姿を描く。絵本のもとになった同名曲は、今年3月に植村がリリースしたミニアルバム「わたしのかけらたち」に収録。ラジオ放送がきっかけで反響を呼び、有線リクエストチャートなどでもロングランヒットを記録した。同曲の歌詞をもとに、人気絵本作家とりごえまりが絵本化した。

植村は「とりごえ先生が素敵な絵を書いてくださって、歌とは違った世界観で話が伝わっていくし、かわいらしい本を作ってもらえてうれしい。もともと歌の『トイレの神様』も、小さなお子さんがライブで聴いてくれたりするので、子ども向けに絵本にしてみたら面白いと思った。お母さんが読み聞かせもできるし、大人の人もほっこりできると思います」とニッコリ。出来栄えについても「表紙の絵だけで泣けてしまいました」と満足の様子だ。

また、絵本のもととなった同曲についても、「曲を書くときに煮詰まっていたら、小さいころ、毎晩祖母と聞いていたカントリーソング『テネシーワルツ』を思い出した。『テネシーワルツ』みたいな曲にしたいなと思ったら、メロディがすぐに浮かんできた」と創作秘話を披露。お盆には亡き祖母の墓前に参り、絵本発売を報告。「喜んでくれていると思います」と笑顔で話した。

絵本「トイレの神様」は発売中。

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