戸田恵子、山寺宏一ら、子ども向け映画祭で生吹き替え披露

2010年8月10日 20:22


子どもたちに世界の良作を届ける映画祭
子どもたちに世界の良作を届ける映画祭

[映画.com ニュース] 日本で唯一の子ども向け映画祭として今年で18回目を迎える「キンダー・フィルム・フェスティバル」が8月10日、東京・青山劇場で開幕。実行委員長を務める戸田恵子山寺宏一佐久間レイジョン・カビラが、上映作品の吹き替えをステージ上で行った。

4人が吹き替えたのは、イタリアの短編アニメ「ジョアンニの自慢のパパ」。声優経験はあるものの、ライブで吹き替えを行うのは初めてというカビラは「ドキドキでした。でも、快感ですね。(声優は)違う人格を演じられるわけですし」と満喫した様子だ。また、ベテラン声優の戸田、山寺、佐久間がひとりで子どもから大人の役まで演じ分ける姿に「体内年齢がすごいですね(笑)」と驚いていたが、戸田は「声を変えるという意識はあまりなくて、役になりきることが大切。これを機にどんどん(声優を)やって」とアドバイスした。

戸田と山寺、佐久間はともに「アンパンマン」で長年にわたり共演している間柄。山寺は「カビラさんとは少し共演したことがありますけど、ステージ上で一緒にやるのは初めて。アンパンマンチーム対Jリーグチームみたいで楽しかった」と話して笑わせた。

戸田は、2008年から同映画祭の実行委員に参加。「(映画祭に参加したのは)神のお告げですかね。実行委員会に参加してくれませんかと声をかけられ普通に仕事として受けたけど、上映作品が素晴らしくて、もっと広く知ってほしいと思い、続けている」と同映画祭にかける思いも語った。

第18回キンダー・フィルム・フェスティバルは8月10日の青山劇場、8月19~22日の調布市文化会館たづくりで開催される。

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