アンジーも驚がく!「ソルト」さながらのスパイ事件が米で発覚

2010年7月1日 11:34


トム・クルーズ降板により、女性版に 書き換えられた意欲作
トム・クルーズ降板により、女性版に 書き換えられた意欲作

[映画.com ニュース] アンジェリーナ・ジョリーの主演最新作「ソルト」を彷彿(ほうふつ)させる事件が米国で発覚し、衝撃的なニュースとして世界を震かんさせている。

米司法省は6月28日、連邦捜査局(FBI)などの長年にわたる捜査により、ロシア対外情報局(SVR)の指令を受けたスパイとして11人のグループを摘発。10人を逮捕し、1人の行方を追っている。

今回拘束されたスパイは、パスポートを偽造して1990年半ばから米国で暮らしていた。ソ連時代の国家保安委員会(KGB)の後身組織にあたるSVRの諜報活動に従事。夫婦を装って子育てをし、近所付き合いをしながらSVRと連絡を取り合っていたという。米当局は、隠しマイクやカメラ、電話やメールの傍受などを駆使して捜査を進めていた。

ソルト」でジョリーが演じる主人公のソルトは、温かい家庭をもちながらCIA職員として働くアメリカ人女性。突然身に覚えのないスパイ容疑をかけられ、味方であるはずのCIAから追われる姿を描くアクション満載の逃走劇。

メガホンをとったフィリップ・ノイス監督は、冷戦時代にソ連に存在したとされるエリートスパイ養成所の伝説を軸に作り上げた。フィクションでありながらも現代の世界情勢をリアルに描き出した同作の世界観は、大きな話題を呼ぶはずだ。

ソルト」は7月31日から全国で公開。

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