オスカー助演女優賞最有力のモニーク、「夫のためにスネ毛は剃らない」
2010年3月5日 11:34
[映画.com ニュース] 「プレシャス」(リー・ダニエルズ監督)で娘を虐待する母親役を熱演し、第82回アカデミー助演女優賞の最有力候補と目されているモニークが、米メディアでたびたび報じられてきた伸ばし放題のスネ毛について、「手入れをしないのは夫のためだ」と明かした。
スタンダップ・コメディアン出身のモニークは、俳優シドニー・ヒックスとのオープンマリッジをかねてより公言している。夫婦でありながら、パートナー以外との性的関係も互いに承認するという形態の結婚で、他人からは理解されないことも多いそうだが、ふたりの関係は良好のようだ。
米ABCで放送される人気司会者バーバラ・ウォルターズのオスカースペシャル番組に出演したモニークは、「私はシドニー以外の男性とはセックスしていない。シドニーが私以外の人とセックスしてもいいか? 答えはイエスよ」と明かし、「私たちは25年以上前からの親友で、お互いのことをよく分かっている。私は夫と一緒にいてとても心地いいし、安心できる」と語っている。
モニークは、アカデミー賞前哨戦となるゴールデングローブ賞、全米俳優組合賞、全米映画批評家協会賞など主要映画賞の助演女優賞を軒並み制覇してきた。夫とレッドカーペットに登場するたび、ドレスアップした彼女のひざ下のムダ毛が話題になったが、本人は一向に気にしていない。「彼は毛深い脚が好きなの。一度剃ったこともあるけれど、とても不快だし痛かった。もう絶対剃らないと決めた。私は42歳でとっても毛深いのよ」と胸を張った。
「プレシャス」はアカデミー助演女優賞、作品賞、監督賞、主演女優賞など計6部門にノミネートされている。注目の授賞式は3月7日(日本時間8日)に開催される。