井上真央、浅田真央にエール「真央ちゃんならやってくれる」
2010年2月25日 17:21
[映画.com ニュース] 人気コミックエッセイを井上真央主演で映画化した「ダーリンは外国人」の完成披露会見が2月25日、東京・日比谷のザ・ペニンシュラ東京で行われた。漫画家の小栗左多里が、アメリカ人ライターで語学オタクの夫トニー・ラズロと織り成す日常をユーモラスに描いた同名コミックエッセイの映画化。会見には主人公さおりを演じた井上のほか、トニー役のジョナサン・シェア、原作者の小栗と夫のラズロ、宇和和昭監督が出席した。
井上は、撮影を振り返り「これを機に英語ができるようになればと思ったけど、ジョナサンの日本語が堪能なので、それに甘えて結局、習得できませんでした。国際結婚はそんなに特別なことじゃないんだと感じた」と話した。さらに、本物の小栗夫妻については「サバサバとさっぱりした方で、想像以上におきれいでびっくり。イラスト練習にもつきあってくださって感謝しています」と頭を下げたが、当の小栗も井上の漫画家ぶりを「すごく上手で、初めてと思えないくらい。漫画界にスカウトしているところです」と絶賛。「美しい2人にキラキラとした主人公を演じてもらって、ほとんどフィクションのようですけど、ありがとう。私の役が真央ちゃんに決まった時は、周囲からもブーイングでしたが、『何か?』って姿勢で臨んでいました」とあけすけな物言いで笑わせた。
また、井上は同じ名前のフィギュアスケート選手で、バンクーバー五輪で活躍中の浅田真央について「同じ名前ということもあり、昔から応援してます」とニッコリ。「今夜の(この映画の)完成披露試写会よりも、明日のフリープログラムのほうが気になっています。でも、きっと真央ちゃんなら絶対やってくれる、金メダルを取ってくれると思います」と力強くエールを送った。
「ダーリンは外国人」は東宝配給で4月10日より全国公開。