仲里依紗、バレンタインは「忘れてました」

［映画.com ニュース］　女優の仲里依紗が2月14日、東京・SHIBUYA TSUTAYAで行われた主演映画「時をかける少女」のオフィシャル・コンセプト・フォトブック「『時をかける少女』仲里依紗」の出版記念イベントに登場。来場した200人のファンにサイン本を手渡しした。

映画は、筒井康隆の同名小説が原作。仲が演じる主人公・芳山あかりが、母・和子の願いを叶えるために70年代にタイムリープする物語で、今回の写真集は、劇中に登場する学校やリビング、銭湯、公園などで撮り下ろされた作品を収録。仲は、「（あかりとは）似ている部分もあるけど、（写真集に写されている）素の部分はあくまであかりちゃんの素みたいな」と“芳山あかり”としてPR。劇中および写真集では10代最後の制服姿を披露しているが、高校卒業以来、久々に袖を通した制服には「こんなにシャキっとするものなんだと思いました」と語った。

通算4度目の映画化となる人気作で、06年の細田守監督によるアニメ版でも声優を務めただけに、今回の映画については「アニメと同じ人がやっていると思わせないよう、2010年の新しい『時をかける少女』を見せたかった」と思いを新たに挑んだ。撮影を振り返り、「すごく走った。10分の1くらいしか使われてないけれど見てほしい」とアピールした。

また、先日一部で熱愛も報じられたものの、バレンタインデーについては「忘れていました」とケロリ。「昨日気がつきました。毎年忘れちゃうんです。メイクさんとかにチョコをもらって気がつくので」。

オフィシャル・コンセプト・フォトブック「『時をかける少女』仲里依紗」は、ソニー・マガジンズより2月15日発売。映画「時をかける少女」はスタイルジャム配給で3月13日から全国で公開。