柴咲コウ、ファン&報道陣に“かたつむり”チョコをプレゼント

2010年2月6日 13:25


巨大かたつむりチョコにはデコレーションで仕上げ
巨大かたつむりチョコにはデコレーションで仕上げ

[映画.com ニュース] 小川糸の人気小説を柴咲コウ主演で映画化した「食堂かたつむり」が2月6日、全国156スクリーンで公開。柴咲をはじめ、共演の余貴美子ブラザートム富永まい監督は、東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテで舞台挨拶を行った。

「食べることは生きること」がテーマの同作は、失恋のショックで声を失った主人公の倫子が、性格の合わない母が暮らす田舎で1日1組だけ予約を受け付ける小さな食堂を始め、その料理を食べた人々に小さな奇跡を起こしていくハートウォーミングな群像劇だ。

柴咲は、セリフがほとんどない役に臨んだが「ただただ自然体で演じられました。自分の本性と照らし合わせて役を見つめることはしないのですが、今回は共感したり感情移入する場面があった」とニッコリ。そして、「前の自分よりも優しくなれた気がします。フワッと柔らかな気持ちになってくれたら、この作品にかかわった人間として幸せです」と語った。

柴咲の母親に扮した余は、「(柴咲から)写真集をもらいましたし、ライブにも行こうと思います。本当に大好きになっちゃいました」とゾッコンの様子だ。一方のトムは、「オレ、写真集もらってない……。こんなに親しくしていたのはウソだったのね」としょんぼり。慌てた柴咲が、「あ、あとで」と必死に弁解する姿が笑いを誘った。

それでも柴咲は、ほかのキャストには内緒で、場内に詰め掛けた観客全員と報道陣に、2月14日のバレンタインデーが近いこともあって「かたつむりチョコレート」を用意。直接手渡されたトムは、「本人からもらうとうれしいもんですねえ」と鼻の下を伸ばしていた。

Amazonで今すぐ購入

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース