「アバター」本編映像の一部が解禁!劇場へ行く前の予習に

2009年12月25日 11:28


劇中の設定がよく分かるシーン
劇中の設定がよく分かるシーン

[映画.com ニュース] 12月23日に日本公開されたジェームズ・キャメロン監督最新作「アバター」から、本編映像の一部が解禁された。

同作は、地球から5光年の彼方にある星パンドラで、星の先住民ナヴィ族と人間との遺伝子を融合させた分身“アバター”を操る青年ジェイク(サム・ワーシントン)の、ナヴィ族の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)との運命的な恋や、地球とパンドラの命運をかけた戦いに巻き込まれていく姿を描くSF超大作。

劇中、パンドラでしか採掘できない貴重な鉱石アンオブタニウムをめぐって地球とパンドラとの間に争いが起こる。解禁された映像では、地球の資源開発会社RDAの役員で、アンオブタニウムの採掘のためならどんな手でも使おうとするパーカー(ジョバンニ・リビシ)と、パンドラの自然を研究し、ナヴィ族とも親交のある科学者グレイス(シガニー・ウィーバー)が口論している姿が描かれている。

プロジェクトに参加するためやってきたジェイクを目の当たりにし、希望した人材とは異なることにいらだつグレイスをパーカーがなだめすかすが、そこで彼のナヴィ族へ抱く偏見や、金もうけのためにパンドラの自然を破壊することもいとわない、地球人のごう慢な姿が垣間見えるもの。劇中で重要になる、地球とパンドラそれぞれの立ち位置が分かるシーンだ。

23日に公開されたアバターは、レディースデイで女性の観客料金が1000円であるにもかかわらず、1日で4億円を超える興行収入を記録する大ヒットスタートを切っており、これからの冬休みにかけて、ますます話題は広がっていきそうだ。

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