英国王室「ラブリーボーン」を今年のイチ押し映画に選出

2009年11月19日 11:31


ロイヤルプレミア、緊張するなあ
ロイヤルプレミア、緊張するなあ

[映画.com ニュース] ピーター・ジャクソン監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の映画「ラブリーボーン」が、英国王室が毎年1作品のみ映画を推薦する「Royal Film Performance」に選出された。

「Royal Film Performance」には、過去に「タイタニック」(97)、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」(99)、「007/カジノ・ロワイヤル」などが選ばれている。今年は、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」や「クリスマス・キャロル」など大作がひしめくなかでの栄誉となった。

ジャクソン監督は、この快挙を受けて「いち映画人として、映画史上に残る不朽の名作ばかりが選ばれてきたなかの1本に加われることを、非常にうれしく思います。また、陛下と会場のお客様に世界で初めて見てもらえるということにとても興奮しています」とコメントを寄せた。

主演を務めたシアーシャ・ローナンスーザン・サランドン、ジャクソン監督らは、11月24日にロンドンで開催されるロイヤルプレミアにチャールズ英皇太子夫妻とともに出席する予定。同作は、殺害されて天国にいる主人公の少女が、残された家族や初恋の人を思いながら、家族の絆が徐々に再生されていく様子を見守る感動作だ。

ラブリーボーン」はパラマウント配給で、2010年1月29日から全国で公開。

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