長澤まさみの“念力”でクリスマスイルミネーションが点灯

［映画.com ニュース］　長澤まさみが11月12日、東京・港区の東京ミッドタウンで行われたクリスマスイルミネーション点灯式に登場。主演映画「曲がれ！スプーン」（本広克行監督）にちなんだスプーン型の点灯スイッチを長澤が押すと、ミッドタウンの芝生広場に約17万個のLEDによるブルーに輝く星空が広がり、集まった見物客からは大きな歓声が上がった。

長澤は、寒空の下で行われた点灯式に毛皮のコートに黒のロングブーツというファッションで登場。映画の中ではスプーン曲げにも挑戦する役どころだが、点灯式ではスプーン型の点灯スイッチに長澤が“念力”を送るとスプーンが曲がり、それを合図に流れ星が落ちてミッドタウン全体のイルミネーションが点灯するという演出が行われた。一面に広がるブルーの星空に長澤もウットリとした様子で、「小さいころに家族や幼なじみと手作りのクリスマス会を開いて、踊ったり歌ったりしたのが楽しかった。プレゼントでもらったリカちゃん人形がうれしかった」と、クリスマスの思い出話に花を咲かせた。

映画「曲がれ！スプーン」は、長澤演じる超常現象を信じるTV番組のAD・桜井米が、クリスマスイブの夜に、ひ弱な7人のエスパーと繰り広げる室内コメディ劇。長澤は「子どものころに見た夢を大切にした映画。温かく幸せな気持ちになれるホットな映画です」とPRに努めた。さらにこの日は、映画特製のスプーンベンチをミッドタウンに贈呈。ベンチはイルミネーション点灯期間中、ミッドタウンの芝生広場に設置される。

「曲がれ！スプーン」は東宝配給で、11月21日から全国で公開。東京ミッドタウンのクリスマスイルミネーションは12月25日まで点灯中。