「セブン」D・フィンチャー監督と脚本家が、輪廻転生スリラーで再タッグ
2009年11月10日 17:13
[映画.com ニュース] サイコスリラーの金字塔、「セブン」(95)のデビッド・フィンチャー監督と同脚本家のアンドリュー・ケビン・ウォーカーが、コロンビア・ピクチャーズの新作スリラーで再びタッグを組むことが分かった。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、両者が14年ぶりにコンビを組むのは、マックス・エーリッヒの小説「The Reincarnation of Peter Proud」(邦訳は早川書房刊「リーインカーネーション」)の映画化企画だという。繰り返し同じ悪夢を見るようになった大学教授が、その悪夢が自分の前世と関係していることに気づくという輪廻転生の物語だ。
同作は75年にも一度、J・リー・トンプソン監督、マイケル・サラザン&マーゴット・キダー主演で「リーインカーネーション」として映画化されているが、今回はリメイクというよりも、原作の設定を現代に変えての再映画化というかたちになるようだ。
プロデュースを手がけるのは、「ラスベガスをぶっつぶせ」のマイケル・デ・ルカ。実はデ・ルカは、「セブン」製作当時のニューライン・シネマの社長だった人物で、こちらもいわば「セブン」組と言っていいだろう。デ・ルカはまた、フィンチャー監督が現在製作中のFacebookを題材にした映画「ザ・ソーシャル・ネットワーク(原題)」のプロデューサーでもある。