小出恵介、響・みつこや鳩山来留夫らの入部を許可

［映画.com ニュース］　小出恵介、林遣都のダブル主演で三浦しをんの人気小説を映画化する「風が強く吹いている」のイベント試写会が10月27日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2で行われた。

無名大学の弱小陸上部が箱根駅伝出場を目指すテーマにちなみ、ジャージ姿の小出、林や中村優一、斉藤慶太、斉藤祥太ら“寛政大学陸上部”の面々と大森寿美男監督が登場すると、場内の女性ファンからは大歓声。圧倒的なリーダーシップでチームを率いる役どころを演じた小出は、「公開（31日）が近づいて一生懸命キャンペーンをしています。劇場でお会いできる日を楽しみにしています」とPRに努めた。初メガホンとなった大森監督は、「箱根駅伝の映画で済まされてしまうことが多いので、今日はタイトルだけでも覚えて帰って」と謙虚に訴えた。

この日は、同大陸上部への入部を希望するゲストとして、お笑いコンビ「響」のみつこと小林優介、ガッツ石松、鳩山来留夫が飛び入り参加した。みつこが「強く風が吹いている」とタイトルを間違えれば、ガッツは片手にバナナを持ちながら田中角栄元首相について熱く語りだすなど終始マイペースなアピール合戦を展開。それでも、小出は勢いに負けたのか「このメンバーで箱根を目指して新たに始動します！」と宣言した。

「風が強く吹いている」は松竹配給で、10月31日から全国で公開。