新人演歌歌手の大江裕、「好みのタイプは泉ピン子」。「エンバー」アフレコ
2009年8月13日 12:00
[映画.com ニュース] TV番組への出演をきっかけにあこがれの北島三郎と出会い、「のろま大将」で演歌歌手としてデビューを果たした大江裕が、8月12日、都内スタジオで映画「エンバー/失われた光の物語」DVDの日本語版吹替えに初挑戦し、アフレコ風景が取材陣に公開された。
本作はジェニー・デュープロの児童書を原作に、トム・ハンクスが製作総指揮を務めた、総製作費55億円の壮大な冒険ファンタジー。近未来を舞台に、光を失った地底都市に暮らす子どもたちが知恵と勇気で脱出するストーリーで、「つぐない」でアカデミー賞候補に挙がったシアーシャ・ローナンが主演を務めるほか、ビル・マーレイ、ティム・ロビンスら豪華キャストが集結している。
今回、地底都市に迷い込んでしまった傷ついた旅人という役どころを演じた大江は、「初めての体験でしたが、楽しく(アフレコを)させていただきました」と今回のアフレコ初挑戦を振り返り、「完ぺきじゃなかったですね。普段からしゃべりはゆっくりなので、早口になると噛んでしまって」と反省する一幕も。取材陣からこれを機に演技に目覚めたかと質問されると、「めっそうもございません」と恐縮していた。
現在は子どものころからの夢だった歌手業が忙しく、「毎日がとても幸せ。演歌が恋人です」と笑顔を見せた大江だったが、好みの女性のタイプを聞かれると「ふくよかで古風な方。泉ピン子さんのような感じ」と照れくさそうに答え、自分と似た落ち着いた雰囲気の女性と一緒に富士山の見える温泉に行きたいとデート願望を明かしていた。
「エンバー/失われた光の物語」は10月7日TSUTAYA先行レンタル、10月23日セル発売。