ベネチア映画祭ラインナップ発表。塚本晋也の新作が金獅子賞狙う

2009年8月3日 12:00


ムーアやヘルツォークら 強敵がいっぱい
ムーアやヘルツォークら 強敵がいっぱい

[映画.com ニュース] 9月2日から12日までイタリアの水の都ベネチアで開催される第66回ベネチア国際映画祭コンペティション部門の出品作が発表された。

日本映画からは塚本晋也監督の「鉄男」ニューバージョンの「TETSUO THE BULLET MAN」がエントリー。また、ベルナー・ヘルツォーク監督&ニコラス・ケイジ主演の新版悪徳刑事ドラマ「バッド・ルーテナント」や、ジョン・ヒルコート監督&ビゴ・モーテンセン主演、コーマック・マッカーシー原作の黙示録的SF「ザ・ロード」、マイケル・ムーア監督(「華氏911」)の世界的な経済危機を描いたドキュメンタリー映画「キャピタリズム/ア・ラブ・ストーリー」のほか、ホラー映画の父ジョージ・A・ロメロ監督の新作「サバイバル・オブ・ザ・デッド」、地元イタリアの巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督のドラマ「バアリア」など23作品が入った。なお、サプライズ上映される残る未発表の1作品を加えた24作品の中から最高賞である金獅子賞が選ばれる。

また、長年の映画界に対する貢献により、米ピクサー・スタジオのCOOジョン・ラセターが名誉金獅子賞を受け取ることも決まった。同映画祭ではその受賞を祝し、同監督の「トイ・ストーリー」&「トイ・ストーリー2」の3D版が特別上映される。

一方でコンペ外として、ジョージ・クルーニー主演&グラント・ヘスロフ監督のコメディ「The Men Who Stare at Goats」や、マット・デイモン主演&スティーブン・ソダーバーグ監督の「The Informant!」、オリバー・ストーン監督が政治家ウゴ・チャベス(ベネズエラ大統領)を描くドキュメンタリー映画「South of the Border」などの出品も決定した。

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