あの地獄大使が政界進出!?「劇場版　仮面ライダーディケイド」イベント

［映画.com ニュース］　仮面ライダー1号から昭和・平成の全ライダーが集結した話題作「劇場版　仮面ライダーディケイド／オールライダー対大ショッカー」の完成披露イベントが7月28日、東京・アーバンドックららぽーと豊洲にて開催され、地獄大使（大杉漣）が「大ショッカー党」の結党を宣言した。

本格的な選挙カーで野外のイベント会場に乗り付けた地獄大使は、「われわれが世界を征服すれば、イー！国になるんだ」とショッカーの叫び声を交えた演説で、聴衆にアピール。さらに「腐った日本を叩き壊し、日本を再生する」「幸せが戻った日本を改めて征服する」「仮面ライダーをお茶くみ奴隷にする」という3大マニフェストを掲げた。また、応援に駆けつけた死神博士（石橋蓮司）が地獄大使の名前を忘れる一幕もありつつ、「地獄大使に1票を入れれば、お前たち人間はもっと楽しく生きられる」と盟友の政界進出を全面的にバックアップした。

しかし、選挙カーを降りてマスコミ陣の取材に応じた2人は「生まれて初めての演説でノドが枯れた。目指すのは世界征服ではなく、穏やかな老後」（大杉）、「しばらく会っていないので、（地獄大使の）名前を忘れてしまった。お互い歳だしな」（石橋）とコメント。

「仮面ライダーディケイド」の劇場版は、平成仮面ライダー10周年目の作品で、前9作の仮面ライダー世界を渡り歩く仮面ライダーディケイドが、最強のライダーを決めるライダーバトルに身を投じるというストーリー。野外イベントの後に行われた劇場内での舞台挨拶で、主演の井上正大（仮面ライダーディケイド）は「これまでの集大成。ものすごく濃縮された作品になった」と自信をのぞかせた。

「劇場版　仮面ライダーディケイド／オールライダー対大ショッカー」は8月8日より全国ロードショー。