懐かしのTVゲーム「アステロイド」を米ユニバーサルが映画化!
2009年7月6日 12:00
[映画.com ニュース] ユニバーサル・ピクチャーズが、懐かしのアーケードTVゲーム「アステロイド(Asteroids)」の映画化権を4つのスタジオ間の争奪戦の末に獲得した。米ハリウッド・レポーター誌によれば、マット・ロペス(「ベッドタイム・ストーリー」「ウィッチマウンテン/地図から消された山」)が脚本を執筆中。「トランスフォーマー/リベンジ」で大ヒットを飛ばし、ハズブロ社のフィギュアの実写版「G.I.ジョー」(8月7日公開)を手がけたヒットメイカー、ロレンツォ・ディボナベンチュラがプロデュースする。
「アステロイド」は、宇宙船を捜査して迫りくる小惑星やUFOを撃破して高得点を競う、1979年に米アタリ社が発表したベクタースキャン方式のシューティングゲーム。日本でもセガとタイトーによりライセンス生産され、現在では携帯電話向けのアプリなどで人気を博している。
その映画版がどのようなストーリーになるのかは、ゲーム自体にストーリーラインがないため不明だが、脚本家ロペスは観客を惹きつけるようなプロットを書く必要がある。
リドリー・スコット監督がハズブロ社の大人気ボードゲーム「モノポリー(Monopoly)」を、ピーター・バーグ監督がハズブロ社の対戦型海戦ゲーム「レーダー作戦ゲーム(Battleship)」を製作準備中のように、こうしたゲームの実写映画版が続々と作られる傾向にある。