アラ還の再出発!元パリコレモデルの秀香が歌手デビュー
2009年6月25日 11:36
[映画.com ニュース] 元パリコレモデルの肩書きを持つ59歳の異色の新人歌手、秀香(Hideka)が、デビューシングル「最後だとわかっていたなら」(テイチクレコード)の発売日となった6月24日、東京・銀座の博品館劇場でお披露目ライブを行った。
秀香は、80年代にパリコレの常連モデルとして活躍した日本のスーパーモデルの草分け的存在。91年にモデルを引退後は、ファッションプレゼンターとして活躍してきた。また、ライブを中心とした歌手活動も行ってきたが、還暦を間近に控えた今年、念願のCDデビューを果たした。
デビュー曲は、「9・11同時多発テロ」の後に世界中の共感をよんだ詩(原題『Tomorrow Never Comes』)を流麗なメロディで翻案したバラード。家族への気持ちを重ねた秀香は「いつでもいるのが当たり前だと思って『ありがとう』『ごめんね』って言えなかったりしますね。伝えるべきことを伝えられる時に伝えなきゃいけないと気付かせてもらいました。今だからこの曲を歌える気がします」と“アラ還”の再出発にうっすらと涙を浮かべ、デビュー曲の他に、カップリング曲「女友達」や「ろくでなし」「涙そうそう」など全14曲を熱唱した。(映画.com×文化通信.com)
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