森山未來の“大河主演”を武田鉄矢が確約。NHK新土曜ドラマ会見

2010年7月1日 17:13


NHKらしからぬ(?)過激で挑戦的なドラマ作品
NHKらしからぬ(?)過激で挑戦的なドラマ作品

[映画.com ニュース] 人気俳優・森山未來の単独初主演・連続ドラマとなる、NHK総合テレビの新土曜ドラマ「リミット 刑事の現場2」(7月11日より毎週土曜夜9時)の発表会見が6月16日に行われ、森山が共演の武田鉄矢から褒めちぎられた。

武田は「ハリウッドにジェームズ・ディーンが登場したときはこんなだったんだなと。伸ばしてやるつもりだったのに、逆にこっちが伸ばされた。あと何作かしたら大河ドラマの主役ですよ」と森山の才能と将来に太鼓判。称賛を受けた森山も「(武田との共演は)刺激的で、生々しかった」と満足気。さらに「武田の思いに気づいていたか?」という質問に対して、「うーんどうですかねえ」と照れ笑いを浮かべた。

また同ドラマは、日テレ系「女王の教室」をはじめ、民放ドラマで数々のヒット作を生み出してきた人気脚本家の遊川和彦が手がけた初めてのNHK作品で、リアルで過激なストーリーに仕上げている点も見どころ。その遊川は会見で、今回がNHK初執筆となったことにかけて「NHKで初めて放送が危ぶまれる作品になるんじゃないかと心配した。森山くん、武田さんと良い意味で“ケンカ”をしました」と不敵な笑み。森山が「犯罪に向きあわなきゃいけない警察だからこそ、余計に目を背けてしまうこともいっぱいあるだろうという中で、真っ向からぶつからなきゃいけないシチュエーションを遊川さんの脚本からもらった」と神妙な表情で語り、武田も「これテレビでやっていいのかって内容ですよ」と挑戦的な内容を称えた。

同ドラマは、昨年放送された「刑事の現場」の続編にあたるもので、引き続きNHK名古屋放送局が製作。前作で新人だった森山演じる刑事が成長し、事件の質も量も桁違いの都会の所轄警察署に異動。武田が演じる、犯人に冷徹なベテラン刑事と衝突しながらも、さまざまな壁を乗り越えていく姿が描かれるヒューマンドラマ。全5回。他の出演者は、加藤あい杉本哲太若村麻由美伊武雅刀ほか。(映画.com×文化通信.com)

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