玉木宏、「理想のリーダー像」演じて誇り。「真夏のオリオン」初日

2009年6月15日 12:00


千秋先輩同様、倉本艦長もよろしく!
千秋先輩同様、倉本艦長もよろしく!

[映画.com ニュース] 第2次大戦中の実話を基に「ローレライ」「亡国のイージス」の福井晴敏が監修・脚本を手がけた潜水艦アクション「真夏のオリオン」が6月13日に公開初日を迎え、主演の玉木宏北川景子堂珍嘉邦平岡祐太吉田栄作福井晴敏篠原哲雄監督が東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2にて舞台挨拶を行った。

本作は、日本海軍のイ-77潜水艦と米駆逐艦パーシバルとの激闘を軸に、最後まで諦めず生き抜こうとする倉本孝行艦長(玉木)ら極限状態で戦うイ-77潜水艦の乗組員たちの姿を迫真の映像でつづる。

玉木らキャスト陣が姿を現すや、詰めかけた女性ファンから大歓声が巻き起こり、会場はしばし大騒然。キャノン砲が鳴り紙吹雪が舞うなか舞台挨拶に立った玉木は「玉ちゃ~ん!」というファンたちの黄色い掛け声に思わず照れ笑いを浮かべた。

シリアスな作品内容を考慮してか、真面目で無難な挨拶が続くなか、福井が「僕と監督を除いて美男美女がずらっと並んでますね」と笑いを誘い、「今、野球の映画とかサイボーグの映画が流行ってますが、あれらはもう十分稼いだので、これからは潜水艦をよろしく」とコメントして会場を沸かせた。

挨拶後、客席中央でのフォトセッションに臨んだ面々。左手にテープを持ち右手で敬礼のポーズを取った玉木は「動きがとれない」と笑いながら、「俳優として戦争映画に関われたこと、理想のリーダー像を演じられたことを誇りに思う。一人間として命の尊さを肝に銘じて生きていきたい」とコメント。観客との握手にも気軽に応じるなどファンサービスに努めた。

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