「レッドクリフ2」興収30億円突破。主題歌alanも歌で大貢献

2009年4月30日 12:00


今年一番の大ヒットの出足だそう
今年一番の大ヒットの出足だそう

[映画.com ニュース] 「三国志演義」最大の合戦“赤壁の戦い”をジョン・ウー監督が映画化した2部作の完結編「レッドクリフ Part II/未来への最終決戦」の主題歌を歌う中国四川省出身の歌手alanが、4月29日、祝日のレディーズデイでにぎわう東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で舞台挨拶に登壇し、主題歌「久遠の河」を歌い上げた。

第1作に続く全世界向け主題歌の担当で、すっかり「レッドクリフ」チームの一員となったalanは、2作を通じて交流した監督やキャストについて、「ジョン・ウー監督と監督の奥さんはとても優しい人。チームのパパとママみたい」と語り、主演のトニー・レオン金城武についても「2人ともとても静かな男性で、カッコいい」と顔をほころばせた。

また、主題歌「久遠の河」については、「永遠に続く河という意味。人生にはいろんな困難があるけど、自分の信念と夢を持って乗りこえましょうという思いを込めました」とコメント。その美しく伸びやかな歌声で観客を魅了した。

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alanの9枚目のシングルとなる「久遠の河」は4月8日に発売され、20日付けのオリコン週間チャートで、中国人アーティストとして歴代最高の3位を記録。さらに彼女はキュートなルックスも人気で、今春からファッション誌「AneCan」の専属モデルをアーティストとしては初めて務めることが決まるなど絶好調。その勢いで「女優業は?」と司会者にあおられたが、「まだまだです。カメラの前に立つのは恥ずかしいので」とはにかんだ。

4月10日に公開された「レッドクリフ Part II」は、2週間ちょっとの27日時点で観客動員240万人、興収30億円を突破する大ヒットを記録中。TOHOシネマズ日劇では、ゴールデンウィーク中の5月2・3・4日にも、alanのライブ付き舞台挨拶を行うとのこと。

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