「時かけ」細田守監督最新作「サマーウォーズ」の主演は神木隆之介

2009年3月3日 12:00


「時かけ」を超えるヒットとなるか
「時かけ」を超えるヒットとなるか

[映画.com ニュース] 06年公開のアニメーション映画「時をかける少女」が、単館公開から口コミで評判が広がりロングランヒット、国内外の映画賞で23冠を達成し、一躍世間から注目を集める存在となった細田守監督の3年ぶりの最新作「サマーウォーズ」(今夏全国公開)の主人公の声優に、神木隆之介が決まった。

サマーウォーズ」は、天才的な数学の才能をもちながらも、気弱で人付き合いの苦手な高校2年生の健二が主人公。健二は、夏休みに憧れの先輩・夏希に頼まれ、長野の彼女の実家で、あるアルバイトに就くことに。しかし、ふとしたことから突然“世界の危機”が発生し、健二は夏希らとともに、その危機に立ち向かうことになるというもの。

「時かけ」は筒井康隆の同名小説が原作だったが、今回は細田監督によるオリジナルストーリー。脚本に奥寺佐渡子、キャラクターデザインに貞本義行と、「時かけ」のメインスタッフが再び集っている。

これまでに宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」などで声優経験があり、本作の主人公同様に今春から高校生となる神木は、「僕も今年から健二と同じ高校生になるので、キャラクターを深く理解し、リアルに同世代の雰囲気を伝えていきたい」とコメントを発表。「時かけ」では仲里依紗を主演声優として見出し、好評を博した細田監督は、神木の起用について「彼は15歳でありながら、とてつもなく大きな映画俳優としての器を持っている。その才能は、多彩なる映画俳優の世界においてもトップクラスであり、その中で10代という役所を担える才能を持つ者は、事実上彼一人だけ」と絶賛している。

Amazonで今すぐ購入

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース