アンジェリーナ・ジョリー主演スパイ映画「ソルト」の共演者が続々決定

［映画.com ニュース］　主演アンジェリーナ・ジョリーで進行中のスパイ映画「ソルト（Salt）」（フィリップ・ノイス監督）のキャストが固まりつつあるようだ。

米ハリウッド・レポーター誌によれば、「アメリカン・ギャングスター」「キンキーブーツ」のキウェテル・イジョフォーが現在出演交渉中とのこと。また、ナオミ・ワッツのパートナーで、ヒュー・ジャックマン主演の「X-MENオリジンズ／ウルヴァリン（原題）」（09年公開予定）に出演したリーブ・シュレイバーの参加がほぼ決定している。

本作は、米大統領暗殺を狙うロシア側スパイの嫌疑をかけられたCIA捜査官イブリン・ソルト（ジョリー）が、自らの潔白を証明し、本当の裏切り者を突き止めようとするスリラー。「リベリオン」のカート・ウィマーと、「L.A.コンフィデンシャル」「ミスティック・リバー」のブライアン・ヘルゲランドが脚本を手がける。

イジョフォーはCIAの対敵諜報部門の捜査官を、シュレイバーはソルトの上司で友人のロシア担当捜査官を演じる模様。

ちなみに本作は、コロンビア・ピクチャーズがもともとトム・クルーズ主演作として進めていた企画で、当初はタイトルも主人公の役名そのものの「エドウィン・A・ソルト」だったが、昨年夏頃クルーズの降板が判明。ジョリーが代役を務めることになり、現在のタイトルに落ち着いたようだ。