「ウォレスとグルミット」3年ぶりの新作が完成！クリスマスにBBCで放映へ

［映画.com ニュース］　アードマン・スタジオの人気クレイアニメ「ウォレスとグルミット」の新作が、今年のクリスマスに英BBCでTV放映されることになった。おとぼけ発明家のウォレスとしっかり者の犬のグルミットの名コンビの登場は、05年の長編映画「ウォレスとグルミット／野菜畑で大ピンチ！」以来3年ぶり。

「A Matter of Loaf and Death」と題された30分の新作の舞台は、ウォレスとグルミットが新たに開店したパン屋。町の悪者の標的にされているのではないかと心配するグルミットをよそに、ウォレスは恋に夢中という設定で、“ヒッチコック作品ばりのミステリー”になるという。

クリエイターのニック・パークは、「もちろん映画も大好きだけど、『野菜畑で大ピンチ！』と『チキン・ラン』はそれぞれ製作に5年かかった。今回の作品はもっとずっと早く気軽に作れたし、何よりウォレスとグルミットをずっと支えてくれたBBCでまた放映してもらえることが嬉しい」とコメントしている。