松雪泰子が、角川春樹監督作「笑う警官」のヒロインに決定!

2008年10月6日 12:00


演技力を買われた2人
演技力を買われた2人

[映画.com ニュース] 「時をかける少女」(97)以来11年ぶりとなる角川春樹の監督作「笑う警官」(09年公開)に、「フラガール」「デトロイト・メタル・シティ」「容疑者Xの献身」の松雪泰子が出演することが分かった。

笑う警官」の原作は、04年に発表された佐々木譲の同名小説。発表当時「2005年版このミステリーがすごい!」で10位にランクインした人気作で、02年、現職の北海道警警部が覚せい剤取締法違反で逮捕されたことに端を発した道警の組織ぐるみの汚職事件をモチーフに、警察という組織、警官という人間の倫理を問う骨太な社会派作品だ。

松雪が演じるのは、大森南朋が演じる主人公の警部補・佐伯を助ける小島百合巡査部長。剣道の達人でもあるバツイチの婦人警官で、角川監督は「凛としており、演技力が抜群の松雪さんであれば演じ切れる」と全幅の信頼を寄せるコメントを発表。さらに「松雪さんは同世代の女性からの支持も受けている。20代、30代の女性ファンを獲得してくれるのではという期待もあった」と、観客動員を見込んだプロデューサー的な視点からもキャスティングを決めたようだ。

一方の松雪は、角川監督の手腕について、「最初にまず、この映画で描こうとしているイメージや全体の空気感やトーン、キャラクターのイメージをかなり明確に役者に対してディレクションしてくださったので、私たちはそれに向かってスタートできた」と語っている。

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