「スピード・レーサー」吹替え版に、63歳のオリジナルアニメ声優が出演!
2008年6月10日 12:00
[映画.com ニュース] 「マトリックス」のアンディ&ラリー・ウォシャウスキー兄弟監督が、日本のアニメ「マッハGoGoGo」を実写映画化した「スピード・レーサー」(7月5日公開)。その日本語吹替え版に、オリジナルアニメで主人公の三船剛を演じた声優、森功至(もり・かつじ)の出演が決定した。
森は1945年生まれのベテラン声優。「マッハGoGoGo」と同じタツノコプロのアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」の大鷲の健や、「サイボーグ009」(1968年版)の島村ジョーなど、数多くのヒーロー役の声優として知られる(当時の芸名は田中雪弥)。現在も声優、ナレーターとして活躍している。
「スピード・レーサー」日本語吹替え版では、主人公の若き天才レーサーのスピード・レーサーをKAT-TUNの赤西仁、その恋人トリクシーを上戸彩が担当。森は、スピードに薫陶を授ける伝説の名レーサー、ベン・バーンズの吹替えを務める。オリジナル作品の主人公が、実写映画化作品の主人公へ熱き“レーサー魂”をバトンタッチする。
また、オリジナルアニメで六郷警部を演じた声優の内海賢二も、スピードの父パパ・レーサー役の吹替えを担当するということで、往年のファンにはうれしいキャスティングとなった。