ユマ・サーマンが「LOTR」エオウィン役のオファーを受けていた!

2008年4月21日 12:00


「私は男でない!」の セリフが似合いそう
「私は男でない!」の セリフが似合いそう

[映画.com ニュース] 「キル・ビル」(クエンティン・タランティーノ監督)の女暗殺者ブライド役で強烈な印象を残しているユマ・サーマンが、実は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ(ピーター・ジャクソン監督)でエオウィン役のオファーを製作側から受けていたという。サーマン自身がこのほど米MTVへのインタビューで語った。

エオウィンは、同3部作の「二つの塔」「王の帰還」に登場した人間の国ローハンの姫君で、勇敢な女剣士。冥王サウロンの配下ナズグルの1人を倒し、「私は男ではない」と鎧を脱ぎながら啖呵を切るシーンが有名で、同シリーズでは決して大役ではないが重要なパートだ。実際には、のちの05年に「宇宙戦争」(スティーブン・スピルバーグ監督)に抜擢されるオーストラリア人女優ミランダ・オットーが演じているが、このエオウィン役を当初はサーマンが演じる予定だったという。

サーマンは「ええ、オファーは来たわ」と、ジャクソン監督から直々に出演要請を受けたことを認めている。「当時私の子供がまだ小さくて、面倒を見るのに付きっきりだったの。とてもじゃないけど離れることは出来なかった。だから泣く泣く断ったのよ」と断った理由を打ち明けた。これまでも、ガンダルフ役にショーン・コネリー、アラゴルン役にニコラス・ケイジなど、実現できなかったキャスティング話はかなりの数出回っているが、今回のサーマンはエオウィン役を逃したことを相当悔やんでいる様子だ。「本当にやりたかったし、やるべきだった」と告白するサーマンは、トールキンの原作「指輪物語」の大ファンだとも語っている。

Amazonで今すぐ購入

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース

映画ニュースアクセスランキング

本日

  1. ガンダム劇場版5作品を上映する「ガンダムシネマフェス」全国で開催 「GUNDAM NEXT FUTURE」と連動

    1

    ガンダム劇場版5作品を上映する「ガンダムシネマフェス」全国で開催 「GUNDAM NEXT FUTURE」と連動

    2024年5月19日 17:00
  2. 草彅剛、今だから話せる本音と生きざまに迫る 高倉健さん、盟友・香取慎吾とのエピソードも

    2

    草彅剛、今だから話せる本音と生きざまに迫る 高倉健さん、盟友・香取慎吾とのエピソードも

    2024年5月19日 12:00
  3. 【「ミッシング」評論】強固な意思に畏怖の念すら覚える吉田恵輔監督にしかたどり着けない名作

    3

    【「ミッシング」評論】強固な意思に畏怖の念すら覚える吉田恵輔監督にしかたどり着けない名作

    2024年5月19日 08:00
  4. ドニー・イェン主演の「ジョン・ウィック」スピンオフ映画が始動

    4

    ドニー・イェン主演の「ジョン・ウィック」スピンオフ映画が始動

    2024年5月19日 18:00
  5. 映画館の廃棄されるスクリーンを活用 アパレルコレクション「SCRE:EN」第2弾、5月24日から発売

    5

    映画館の廃棄されるスクリーンを活用 アパレルコレクション「SCRE:EN」第2弾、5月24日から発売

    2024年5月19日 20:00

今週