成海璃子、山口智子、緒形拳らが「ライラの冒険」公開アフレコに挑戦!
2008年1月25日 12:00
[映画.com ニュース] イギリスの同名人気ファンタジー小説(フィリップ・プルマン著/新潮社刊)を映画化した「ライラの冒険/黄金の羅針盤」(クリス・ワイツ監督)で、日本語吹替えキャストを務める成海璃子、山口智子、緒形拳、西内まりや(ファッション誌「nicola」専属モデル)が1月24日、都内のスタジオで公開アフレコ会見を行った。
成海は、“ダイモン”と呼ばれる、さまざまな動物の形をとって現れる主人公ライラの守護精霊パンタライモン役(オリジナルキャスト=フレディ・ハイモア)。山口は、ニコール・キッドマンが演じるミステリアスな美女コールター夫人、緒形はライラと冒険を共にする鎧をまとった白熊のイオレク・バーニソン(同=イアン・マッケラン)をそれぞれ担当。オーディションで選出された西内が主人公ライラ役となる。
本番用のアフレコは各キャストが1人ずつ収録済みとのことだが、この日は、ライラ役の西内と、成海、山口、緒形がそれぞれ一対一で会話をする合計3シーンが“披露”された。成海、西内はそれぞれ「人間以外を演じるのは初めてで難しい。皮肉を言ったりしますが、すぐにビビッたりするところもあるので、愛されるキャラになれば」(成海)、「皆さんお上手なので、(緊張して)口が動かなかった」(西内)と感想を述べ、声優の仕事は14年ぶり(93年のアニメ「Coo/遠い海から来たクー」以来)という山口は、「もうそんなに経っちゃったんだ」と驚きながらも、「コールター夫人は悪女的な扱いをされてますが、女性というものはいろんな面がある。誰しも悪女っぽいところはあると思うので、コールター夫人も普通の女性だと思って演じました」と女性観を交えながらコメントした。
「ライラの冒険/黄金の羅針盤」は3月1日全国公開で、2月23日、24日にも先行上映が行われる。