小栗旬、山田優らが息を合わせペンギンになりきった「サーフズ・アップ」
2007年10月12日 12:00
[映画.com ニュース] リアルなCGアニメーションで、ペンギンたちの究極のサーフィン・バトルを描いた「サーフズ・アップ」。10月11日、東京・早稲田のアバコクリエイティブスタジオにてアフレコ風景が公開され、日本語吹替版で声優を務めた小栗旬、山田優、マイク眞木が登場した。
本作は、ペンギン界のサーフィン・ワールドカップでチャンピオンを目指すイワトビペンギンの新人サーファー、コディ(小栗)の挫折と成長を描いたサーフィンムービー。小栗はサーフィンへの情熱に溢れる主人公のコディを、山田はコディが恋するライフガードのラニを、眞木は元プロサーファーのギークをそれぞれ演じている。
「トランスファーマー」のシャイア・ラブーフらが声優を務めているオリジナル版では、重なり合う台詞を自然に収録するため、複数のキャストが同時にアフレコ収録を行うというスタイルが取られた。しかし、多忙を極める小栗らはこれまで別々に収録しており、この日が初対面。にも関わらず、この日行われた2シーンでは息の合ったところ見せ、小栗は「(1人で収録した時に)1人で『ヤッホー!』と叫ばなければならなくて、どうしようかと思った。今日は一緒に演じてとても楽しかったので、みんなで出来たら楽しかっただろうなと思った」と、すでに終えたアフレコを振り返って残念そうに語った。
一方、眞木は「この姿は人間の形を借りた仮の姿で、こちら(ギーク)の方が本物です(笑)。とにかく私は普段のまま、台本も見ず、演技もせずに、そのままを録ってもらった」とギーク役に自らを重ね、アフレコしている小栗と山田を眺めて「(2人が)コディとラニに見えてきちゃった」とコメント。山田は「心からウキウキする温かい映画。大人も子供も男女問わず楽しめると思う」と作品をPRした。
「サーフズ・アップ」は12月15日より全国公開。