「映画盗撮防止法」施行開始!小林麻央らが街頭キャンペーン
2007年8月31日 12:00
[映画.com ニュース] 年間200億円もの被害を生み出している映画盗撮を処罰、防止するための「映画盗撮防止法」が8月30日より施工されることから、同日、東京・有楽町マリオン前にて、各映画会社の代表と映画大使の小林麻央が、人気キャラクターたちと共に「映画盗撮防止キャンペーン」イベントに出席した。
「映画盗撮防止法」とは、映画を盗撮、複製した者に対し、10年以下の懲役、1000万円以下の罰金、もしくはその両方を科すというもの。今後、劇場にて映画の撮影・録音行為を行うと、いかなる理由であろうと処罰の対象となる。本法の制定に尽力した岡田裕介氏(「映画館へ行こう!」実行委員会委員長/東映株式会社代表取締社長)は「健全な映画界を取り戻し、皆様のご要望にお応えできる映画を届けたい」と、街頭に集まった人々に協力を訴えた。
また、本年度の映画大使に任命された小林麻央は、「大切な映画が守られるよう、そして1人でも多くの人たちが映画館に足を運んで映画を楽しんでいただけるよう、できることから1つずつ協力させていただければ」と意気込みを語った。その後、仮面ライダー電王やスパイダーマンら、現在公開中の作品の人気キャラクターと、通りかかった人たちに「NO MORE 映画泥棒」と書かれた特製うちわを笑顔で手渡し、盗撮防止を呼び掛けた。