ナオミ・ワッツがエイズ撲滅を訴える社会派ドラマに!
2007年6月11日 12:00
「キング・コング」のナオミ・ワッツが、エイズ撲滅を訴える実話社会派ドラマに挑戦することになりそうだ。その新作は、04年に出版されたジム・ウーテンのノンフィクション小説「ぼくもあなたと同じ人間です。/エイズと闘った小さな活動家、ンコシ少年の生涯」(早川書房)の映画化企画である「Nightline」。
南アフリカ共和国に住む女性ゲイル・ジョンソン(ワッツ)が、先天的にHIVに感染していたンコシ少年を養子にして、世界中に向けて南アのエイズの実情について訴えていくというヒューマンストーリー。脚本は「ホテル・ルワンダ」の共同脚本家ケン・ピアソン、製作には「プリズン・ブレイク」のマーティ・アデルスタイン、「チェーン・オブ・ファイア」のマシュー・タバックらが参加。監督は今のところ未定。
売れっ子ワッツは新作企画が続々で、デビッド・クローネンバーグ監督のサスペンス「Eastern Promises」、ミヒャエル・ハネケ監督の「ファニー・ゲーム」のハリウッド・リメイク版は撮影を終えたが、“親友”ニコール・キッドマンと共演するライアン・マーフィー監督の「Need」や、マイケル・ベイ製作の「鳥」のリメイク版も企画進行中。