長澤まさみ、舞台挨拶で告白「大人になりたくなくて泣きました」
2007年6月5日 12:00
「いま、会いにゆきます」「ただ、君を愛してる」などの原作者として人気の市川拓司の同名小説を映画化した「そのときは彼によろしく」。本作が公開初日を向かえた6月2日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、主演の長澤まさみ、山田孝之、塚本高史と共演の国仲涼子、北川景子、監督の平川雄一朗が初日舞台挨拶に登場した。
翌3日が20歳の誕生日という長澤は、「私にとっては10代最後の作品。優しくて、すごく綺麗で、たくさんの愛が詰まった作品に仕上がったと思っています」と作品をPR。一方、司会から20歳を迎える心境を問われると「2、3日前に、20歳になりたくなくて泣きました(笑)」と成人することへの抵抗感を少なからず感じた様子だったが、「まだ実感はありませんが、ひとりの大人として、少しずつ成長していけたらと思います」と前向きに答え、「20歳になってやってみたいことは?」との質問には、「まあ、クイクイッとやってみたいですね」とお酒を飲む仕草をしてみせて会場の笑いを誘った。
舞台上には、劇中に登場するプリズムの形を模した三角形のバースデー・ケーキが運ばれ、観客が「ハッピー・バースデー」の歌を歌う中、長澤がローソクを吹き消し、登壇者と観客とが一体となって長澤の誕生日を祝った。「そのときは彼によろしく」は現在公開中。