若手女優の登竜門「ケータイ刑事」の劇場版第2作が完成
2007年2月2日 12:00
BS-iで放送され人気を博しているドラマシリーズの劇場版第2弾「ケータイ刑事 THE MOVIE2/石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森」の完成披露試写会が、2月1日、スペースFS汐留(東京・新橋)で開催され、主演の小出早織、夏帆らが舞台挨拶を行った。
「ケータイ刑事」は、ずば抜けた頭脳と携帯電話を武器に事件解決に挑む少女を主人公にした人気作で、これまでドラマ4シリーズ、劇場版1作が製作されてきた。劇場版2作目となる今回はアクションシーンも多く、主演の2人は「最後の決闘シーンの殺陣は見どころ」(小出)、「今回は特に動きが多いのが印象的ですね」(夏帆)と作品をPR。また、シリーズ恒例の主人公のフィギュアもお披露目され、その出来栄えに2人は「細かいところまで似せてもらって嬉しい」(夏帆)「小さい頃リカちゃん人形で遊んでいたので、自分が人形になってるなんて不思議な感じ」(小出)と感嘆していた。
歴代の主人公に宮崎あおい、堀北真希、黒川芽以を起用し、いまや若手女優の登竜門的なシリーズになりつつある「ケータイ刑事」だが、登壇したプロデューサーの丹羽多聞アンドリウは「最初は冗談で4姉妹でと言ったら本当にそうなった。今回で5人目となる従妹の長女が登場したから、こちらも3姉妹ということになって……」と、今後もシリーズが続くとの意思表示。「(映画の中に)次回作のヒロインが誰かというヒントが隠されているので、探してみてください」と観客に呼びかけた。3月10日よりロードショー。