「幸せのちから」ウィル・スミス、息子との共演にご満悦

2007年1月19日 12:00


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仕事でつまづき、妻にも見捨てられ、家賃を払えず家からも追い出されて路頭に迷ったひとりの男が、5歳の息子のために不眠不休で働き続け、やがて億万長者へと登りつめていく――。そんな実話をもとに製作された「幸せのちから」の主演ウィル・スミスが来日し、1月19日、パークハイアット東京(東京・新宿)にて記者会見を開いた。

本作で注目されているのは、ウィル・スミスと実の息子ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスの親子初共演。息子との共演についてスミスは「僕と息子のプライベートな関係にも素晴らしいものを与えてくれたし、映画にも特別な効果をもたらした。例えば劇中で息子の唇にキスをするシーンがあるけど、あれは我が家の慣習なんだ。とても自然にできたよ」と感想を述べた。妻のジェイダ・ピンケット・スミスは、当初は共演を心配していたそうだが「現場にいる限り、父子ではなくあくまで共演者だから、撮影中にトラブルがあれば本人ではなく監督に言いなさい。そして、カメラが回っていないところで何か問題があれば、母親である私に言いなさい」というアドバイスをしてくれたそう。「だから僕は彼女に言ったんだ。『息子が僕の出番をとっちゃうんだよ』ってね(笑)」

そんな息子の演技を「感情を読み取るのがすごくうまいんだ」とベタ褒めのスミスだが、自身の演技にも「今までの中で最高の演技ができたよ」と至極ご満悦。「信じることが力を与えてくれる。人生は確かに困難だが、そんな現実にどうやって立ち向かうか。その一番の力になるのは希望だ。広大な宇宙の中で、人がコントロールできるのは自分の中の小さな希望だけ。それを絶対に信じることで、チャンスは自ら引き寄せることができる」と熱弁を振るった。「幸せのちから」は1月27日より全国ロードショー。

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