安倍首相の母来場「子宮の記憶/ここにあなたがいる」試写会

2006年12月26日 12:00


「子宮の記憶/ここにあなたがいる」試写会に来場した (左から)安倍洋子さん、若松節朗監督、柄本佑、加藤睦子さん
「子宮の記憶/ここにあなたがいる」試写会に来場した (左から)安倍洋子さん、若松節朗監督、柄本佑、加藤睦子さん

直木賞作家・藤田宜永の原作を、「ホワイトアウト」の若松節朗監督が映画化した「子宮の記憶/ここにあなたがいる」。12月25日、東京・新橋のスペースFS汐留にてクリスマス特別試写会が行われ、若松監督と主演の柄本佑が舞台挨拶を行った。会場には、中野清議員夫人、松浪健四郎議員夫人ほか政治家の夫人が多数招かれた。

映画は、17年前に起こった新生児誘拐事件の被害者の少年が、自分を誘拐した女性に素性を隠して会いに行き、やがて2人の間に親子とも恋人ともいえない愛情が芽生える様を描く。裕福な家庭に育ちながらも、世間体ばかり気にする親といつも衝突している主人公は、現代社会を象徴するようなキャラクター。若松監督は「親子間の事件が頻発している今こそ、この映画を作らないといけないと感じた。現代の諸問題が詰まった映画なので世代を問わず見てほしいが、特に母親に見てほしい作品」とコメント。

舞台挨拶終了後、安倍晋三首相の母・洋子さんと、元農林水産大臣加藤六月の妻・睦子夫人が花束贈呈に駆けつけた。洋子さんは「問題を抱える今の時代に、色々と考えさせられる作品だと思う」と本作にエールを送った。

子宮の記憶/ここにあなたがいる」は07年1月13日よりロードショー。

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