ケイト・ブランシェットが、母国オーストラリアの舞台に専念
2006年11月14日 12:00
「アビエイター」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットが、今後、母国オーストラリアの舞台に専念することを明らかにした。08年から、夫で戯曲家のアンドリュー・アップトンと共にシドニー・シアター・カンパニーの芸術監督に就任することが決定したためで、演目を決めるだけでなく、演出、出演も務めることになるという。演技力に定評があるブランシェットはハリウッドで引っ張りだこで、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の「バベル」、スティーブン・ソダーバーグ監督の「グッド・ジャーマン」、トッド・ヘインズ監督の「I'm Not There」、デビッド・フィンチャー監督の「The Curious Case of Benjamin Button」と、今後も注目の新作がずらりと控えている。彼女が映画女優を休業して、もっとも困るのはハリウッドのクリエイターかもしれない。