伝説のロックバンド復活!ドキュメンタリー映画も製作へ

2006年8月25日 12:00


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伝説のロックバンド復活!ドキュメンタリー映画も製作へ

映画ではどんな素顔が見られるのか? (左より)高橋幸宏、木村カエラ、加藤和彦、高中正義、小原礼
映画ではどんな素顔が見られるのか? (左より)高橋幸宏、木村カエラ、加藤和彦、高中正義、小原礼

70年代に「タイムマシンにおねがい」などで一世を風靡したロックバンド、サディスティック・ミカ・バンドの再結成と、その模様を追ったドキュメンタリー映画の製作が決定し、8月24日、コロムビアミュージックエンタテインメント本社(東京・六本木)にて、バンドメンバーとドキュメンタリー映画を監修する井筒和幸監督が製作発表会見を開いた。

サディスティック・ミカ・バンドは、ザ・フォーク・クルセイダーズを解散した加藤和彦を中心に結成され、73年にデビュー。イギリスツアーを成功させるなど、高い評価を得て75年に解散。89年に一時再結成しており、今回はそれ以来17年ぶりの再結成となる。きっかけは、木村カエラをボーカルに迎えて今年2月から放映されたキリンラガービールのCM。その流れで木村をゲストボーカルに迎えて正式に復活し、10月25日にフルアルバム「ナルキッソス」をリリースすることになった。また、井筒監督の「パッチギ!」の音楽を加藤が担当したことがつながりで、井筒監督が監修するドキュメンタリー映画「サディスティック・ミカ・バンド(仮題)」(監督:滝本憲吾)も同時に製作する。

河口湖畔のスタジオで行われたレコーディングの模様をフィルムに収めた井筒監督は、「音楽は映画の何千倍も楽しい。映画と音楽の面白さがうまく融合すれば」と語り、加藤も「僕たちの音楽じゃないところ……面白い、怪しい部分を井筒監督が取り出して、普通のドキュメンタリーにはならないと思う」と映画への期待を語った。

ニューアルバム「ナルキッソス」は、10月25日、コロムビアミュージックより発売。ドキュメンタリー映画は、シネカノンの製作・配給により、07年初春公開予定。また、8月30日に行われるプロモーションビデオの撮影に出演できる観客役のエキストラも募集中(27日午後18時まで受付)。詳細は下記オフィシャルサイトで。

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