銀座の劇場に懐かしの絵看板が登場

2005年11月15日 12:00


掲げられた看板の前に立つ 伊藤歩、久保板観氏、藤井隆
掲げられた看板の前に立つ 伊藤歩、久保板観氏、藤井隆

昭和30年代の映画館で、上映の間に芸を披露して客を楽しませた幕間芸人。その人生を通して親子の絆を描いた作品「カーテンコール」で、本作に感動した看板絵師が描いた絵看板が、シネスイッチ銀座に掲げられることになり、去る11月9日に除幕式が行われた。

最近ではめっきりお目にかかれなくなった手描きの絵看板だが、シネスイッチ銀座ではリニューアル以来11年ぶりだという。今回掲げられたのは、東京・青梅市で全盛期には1年に400枚近く看板を描いていたという看板絵師の久保板観氏が描いたもの。除幕式には映画の主演、伊藤歩藤井隆も出席し、「自分が絵看板になるなんて、初めての経験で感激」(藤井)、「映画のなかにも懐かしい絵看板がたくさん登場しますが、自分も描いてもらえるなんて」(伊藤)と感激のコメント。「いつか東京の劇場に看板を掲げる」という夢をかなえた久保氏ともども、高々と掲げられた看板を見上げていた。

カーテンコール」はシネスイッチ銀座ほかにて公開中。

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