マイケル・ムーア、「華氏911」続編製作へ

ジョージ・W・ブッシュ大統領の再選を受けて、マイケル・ムーアが打倒ブッシュのために再び立ち上がった。バラエティ誌のインタビューに答えたムーアは、「悲しみに暮れているのも今日で終わりだ。それに、ぼくらには希望の光がある。ジョージ・W・ブッシュが次の大統領選に出馬することは法律で禁じられているのだから」とコメントし、「華氏911」の続編、「華氏911 1/2」の製作に入ることを明らかにした。「今回の大統領選挙の時点で、アメリカ人の51％は正しい情報を知らされていなかった。彼らを啓蒙したい」というムーアは、今すぐ取材をスタートさせるという。前作同様、ワインスタイン兄弟のフェローシップ・アドベンチャーズ・グループとライオンズ・ゲート、IFCの3社が共同配給をする。現在、ムーアはアメリカの医療保険制度にメスを入れる「Sicko」（06年公開予定）の製作に取り組んでおり、「華氏911 1/2」の公開は、次回の大統領選挙が行われる08年になりそうだ。