今をときめく韓流スターが集団来日。「ブラザーフッド」記者会見
2004年6月22日 12:00
現在、日本に吹き荒れる“韓流”ブームのトドメともいえる「ブラザーフッド」を引っさげ、主演のチャン・ドンゴン、ウォンビン、そして監督のカン・ジェギュが6月16日に来日した。2人が乗っていた大韓航空機には、「冬のソナタ」のパク・ヨンハも搭乗しており、成田空港には1000人以上のファンが詰めかけてヨン様来日時を彷彿とさせる黄色い声が飛び交った。
「ブラザーフッド」は韓国映画史上最大のヒットを記録した朝鮮戦争を舞台に不滅の兄弟愛を描く戦争超大作。東京・恵比寿のウェスティンホテル東京にて行われた会見で、開口一番日本語で挨拶したチャン・ドンゴンは「お互いについてどう思うか」と聞かれ、「自分よりカッコイイ弟がいると思うと嬉しいが、彼には愛嬌がないので私が代わりに愛嬌を振りまかなくてはなりませんでした」と笑いながらコメント。一方のウォンビンは「一生懸命愛嬌を振りまいているつもりなんですが、分かってもらえないようですね」と少し困惑した様子で応えていた。また、間もなく徴兵制のため韓国軍に入隊するウォンビンは「戦争というのはこの世にあってはいけない事だと、この映画を通して強く感じたが、(徴兵は)国の義務なので仕方ない。イラク戦争については、やはり否定的な見解を持たざるを得ません」と複雑な面持ちで語った。「ブラザーフッド」は6月26日公開。