アラゴルンが今度はカウボーイになって再来日!
2004年3月30日 12:00
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのアラゴルン役ですっかりおなじみになったヴィゴ・モーテンセンが、今年1月下旬の「王の帰還」での来日から約2カ月、早くも新作「オーシャン・オブ・ファイヤー」を引っ提げて再来日を果たし、3月29日、パークハイアット東京(東京・新宿)にて記者会見を開いた。
これまでに40本以上の出演作をもち、既に役者としてベテランの域に達しているヴィゴだが、実は主演作は今回が初。愛馬ヒダルゴとともに、過酷な砂漠のレースに挑む孤高のカウボーイに扮する。「『ロード~』の成功がなければ今回の主演はなかった。ピーター・ジャクソンには感謝している」と語り、人気スターとなった今でも「俳優としての目標やゴールはなく、ひとりの人間として、これからも多くのことを学び続けていきたい」と謙虚な姿勢を見せた。本作については「メッセージ性もあるが、それ以前にエンターテインメントとして楽しめるものになっている。古き良きアドベンチャームービーの要素を根底に含み、何でも分かりやすくなっている最近のハリウッド映画と違い、観客に委ねる部分もある。それを感じ取ってほしい」とPRした。4月17日より全国ロードショー。